簿記3級 現金

現金勘定

◯文字通り現金と呼ばれる通貨の他、通貨代用証券(実質的に現金として扱うもの。他人が振り出した小切手や郵便為替証書など)も現金勘定で会計処理する。

 

当座預金

◯手形や小切手は当座預金口座がないと振り出せない。利息なし。

◯小切手や手形が振り出された後に当座預金口座の残高が不足すると、当然その小切手や手形は効力を失う。これを「不渡り」という。不渡りを出すと企業としての信用に傷がつくため(信用に傷がつくと融資などの際に不利となる)、企業としては不渡りをなるべく回避したい。そのために「当座借越」がある。

◯手形は当座預金口座がないと振り出せないが、手形を振り出した時は「支払手形」勘定で処理するので注意。他人振出の手形を受け取ったときも「受取手形」勘定になるので注意。

 

 

小切手

◯自社振出の小切手は当座預金勘定で処理。他社振出の小切手は受け取った時も支払いに用いる時も現金勘定で処理。